刀身・剣身
刀剣類の刃とそれを支える胴部の部品。刀剣は剣身の形状と刃の位置により分類される。 一般的には胴部両側刃を備える両刃のものを剣と呼び、片刃あるいは刀身が湾曲したものを刀と呼ぶ。 さらに刀のうち刀身がまっすぐのものは直刀、湾曲し反りのあるものを湾刀(曲刀)と区別している。 片刃と言っても先端部分が両刃になっているものや、峰の中程まで両刃になった刀も多い。
片刃では湾曲の外側が刃となる外反りが主だが、内側が刃となる内反りは鉈やククリ、鎌形のハルパーなどがある。 刃を持たない刀身では、刺突用の錐状の剣身(剣針)をもつエストックやスティレット、フェンシングで使用するフルーレが有名である。 また日本の十手や中国の鞭のように刃が無く打撃を目的とした刀身をもつ武器もある。
刀剣類の刀身は概ね一つだが、柄の両端に複数の刀身をもつ金剛杵、四方へ刃が付きだした複雑な形状を持つアフリカ地方の投げナイフがある。 長柄の武器になると複数の刀身を備えるものは珍しくなく、多機能の柄頭をもつハルバード、十字に組み合わせた穂先を持つ十文字槍、穂先に加え左右に月牙を配置した方天戟などがある。