鉤(かぎ)、フック(hook)は湾曲した先端をもつ爪・棒状の部位。 名称の通り対象を引っかけて、引き寄せたり、引き倒したりする機能をもつ。また鉤に対象を挟み込み拘束するのにも用いられた。 近世以前の海上戦では、鉤縄や鉤状の長柄武器によって船を接舷させる道具兼武器として頻繁に使用された。 この鉤を防御的な受けに使用する十手のような武器もあり、特に刀や細い剣の刀身ならば捻りへし折る事も可能である。 直接的に殺傷する要素は薄いため、警備や捕り物武器では鉤の機能を取り入れたものが多く見られる。